── BUG FACERS ──
第2世代ポストヒューマン
バグフェイサー
インセクトファグスは時が経つにつれ、餌食に似た容貌へと変化していった。かつては刺傷や咬傷に対する防御に用いられていた顔を覆う硬い皮革状の板は、骨化して顎の構造に組み込まれた。手足は指の数が減り、ペンチのような役割へと進化した。 彼らは知性を取り戻したが、偶然の賜物に過ぎなかった。インセクトファグスの一系統が先祖帰りを起こしたのだ。その結果、肥大化した脳が彼らに知性を授けた。石器を扱うようになったのだ。そこからの道のりは順調であった、数千年のち石斧は宇宙船になった。バグフェイサーも他の多くのポストヒューマン同様に農業から工業化、大規模な世界大戦を経ての統一国家樹立と一連のサイクルを経てきた。 しかし、バグフェイサーに他の種族とは一線を画す出来事が襲い掛かった。彼らはまたしても異星人の侵略に遭遇したのだ。Quの襲来と異なり、バグフェイサーの懸命な抵抗によって撃退に成功した。しかしこの2度の襲来を経て哀れなバグフェイサーは極度の異種族恐怖症に陥ったのだ。
