── HAND FLAPPERS ──

ハンドフラッパー

ハンドフラッパー

ハンドフラッパーはフライヤー同様、飛翔能力を得たポストヒューマンの一族だ。彼らはQuの目を楽しませるために、手指を美しい羽根に変えられていたが、Quが去り、飼育下の環境を失うと、その羽は無用な長物でしかなくなっていた。地上生活に戻った彼らの羽は退縮し、飛行能力を失っていた。しかし、二度にわたる退縮は彼らから両手という機能を失わせる結果となった。 物をつかむことも握ることもできない手指では、知性があっても仕方がないことはマンテロープが証明していた。同じくハンドフラッパーはその両手を生殖のためのディスプレイにしか活用できず、より羽の目立つ男性が生殖を有利にする環境において特殊化し、大きさを増した。しかし、異性に対するアピールと同性に対するマウント、それ以外何も役に立たない巨大な羽を抱えて生きるには、自然は厳しすぎたのである。

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