── INSECTOPHAGI ──
第1世代ポストヒューマン
インセクトファグス
インセクトファグスは食虫性に進化したポストヒューマンである。 食事の際に虫の針や顎の噛みつきを防ぐために革状の板のような皮膚に覆われ、口吻の中には巣から出た虫を舐めとるための長い舌をしまい込んでいた。 インセクトファグスはポストヒューマンの中で、一番長く存続した種となった。 他のポストヒューマンと比較してこれといった能力もなく、知能も低いまま、原始的な人類として目立たない存在であった彼らが生き延びた理由は、単に運が良かったのである。
