── KILLER FOLK ──
第2世代ポストヒューマン
キラーフォーク
キラーフォークは捕食者(プレデター)が進化した種族である。進化の過程で捕食者の象徴たる牙は薄くもろくなり、その性質は攻撃から性的アピールへと変化した。両手の鉤爪は末端の指が対向するように生え、物を掴むのに適した形となった。 とはいえ、彼らの武器はいまだに獲物を絶命させるには十分であり、キラーフォークの文化も捕食者の気質を色濃く映し出していた。彼らの宗教儀式の多くは狩りや決闘を伴い、これらを行う戦闘力に長けたものは後に狩猟貴族という特権階級となった。またそうでない多数のものたちも、年に一度の血の気の多いカーニバルでは狩猟本能を存分に解放したのである。 社会が成熟すると、工場化された牧畜が進み、旧来の狩猟民族との2極化が進んだ。血の気の多い彼らであったが、この対立は激化することなく、幸運にもキラーフォークの社会は共存の道を歩むことに成功したのだ。
