── SATYRIACS ──
第2世代ポストヒューマン
サティリアック
サティリアックはヘドニストが進化した種族である。愛玩動物として何不自由ない楽園の島で過ごしていたヘドニストは、Quが彼らを放置して去ったあと、思いがけない出来事により楽園を追放された。地殻変動により楽園は大陸と地続きになると同時に、大量の塵が楽園に降り注ぐ太陽光を隠してしまったのだ。 ペットであったヘドニストはエクソダスの過程で大部分が死滅した。生き残ったのは、長い妊娠期間を必要とする特殊化された繁殖サイクルを捨て、短期間で繁殖が可能となった一団であった。 新天地に適応したヘドニストは、尻尾が強く太く発達し、尾でバランスを取り前傾姿勢で移動する恐竜のような姿のサティリアックへと進化した。環境の変化がもたらした進化圧により、人間性を取り戻したサティリアックであったが、退廃と享楽に身を任せて生きていたヘドニストの性分を色濃く受け継いでおり、音楽を伴う熱狂的な儀式では乱交が当たり前のように行われた。 ヘドニストが本能で行っていたそれを、サティリアックは文化にまで昇華したのである。
